<出品事例>THANKO

法人

新商品の認知拡大・販路拡大へ。 
THANKOが明日見世で挑んだ体験型プロモーション 


【出品事例】THANKO 
・会社名:サンコー株式会社 
・事業内容:家電製品の企画・製造・販売、法人向け商材の取り扱いなど 
・URL:https://www.thanko.jp/ (外部サイトに移動します) 
・出品期間:2026年2月4日(水)~2026年4月28日(火) 

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【課題】 
・百貨店を利用する新規顧客層へのブランド認知が低く、接点をつくる機会が必要だった 
・土に代わる新素材「PureGrow」は一見しただけでは用途や価値が伝わりにくく、ターゲット層に実際に体験してもらう場が必要だった 

【成果】 
・大丸東京店での出品実績が信頼性向上につながり、販路拡大を進めるうえで有力な営業材料となった 
・レシートクーポン施策によるノベルティ配布を通じて、お客様に「PureGrow」を体験してもらう機会をつくり、新たな顧客層への認知拡大につながった 
・売場拡大により、接客時間5分以上の来店客が60%を占め、多くのフィードバックと質の高い顧客データを獲得できた 
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日常に潜む「ちょっとした不便」を解決するアイデア家電を展開する、サンコー株式会社のブランド「THANKO」。同社は、大丸松坂屋百貨店が展開する複合型体験ストア「明日見世」に、Vol.5に続いてVol.7にも出品しました。今回は上位プランを選択しての再出品です。正規代理店として、土に代わる新素材「PureGrow」を一般消費者へ初めて紹介する場として「明日見世」を活用した同社。ブランド認知の向上や顧客との接点づくり、さらには販路拡大に向けて、どのような成果を得られたのでしょうか。今回のプロジェクトを牽引した同社営業部の池田貴則氏に、お話を伺いました。 



「不便の不をなくす」アイデア家電メーカー、THANKO 
Q. 御社の事業内容と商品のコンセプトについて教えてください。 

池田貴則氏(以下、敬称略):弊社では、日常のちょっとした困りごとに手が届くような家電を中心に展開することがコンセプトになっています。「面白いよね」「こんな商品が欲しかった」と言っていただけるような、いわゆる身近にある不便の不をなくそうというのが会社の方針です。画期的というよりは、身近な課題を解決し、暮らしの中で便利さを実感していただけるような商品の開発に力を入れています。 


百貨店の顧客へのアプローチという課題 
Q. これまでの課題と、実際の店舗での取り組みについて教えてください。 

池田:弊社はもともと秋葉原に店舗を構えており、さらなる成長に向けて、これまで接点の少なかった新たな顧客に認知を広げたいという思いがありました。特に、百貨店をご利用されるお客様は、普段弊社が接しているお客様とは異なるため、ブランド自体の認知度が高くないことが課題の一つでした。だからこそ、百貨店のお客様に私たちの商品がどう響くのか、実際にいただいたご意見や反応は、新たな顧客のニーズを理解するうえで参考になりました。 

 
前回の出品で実感した、フィードバックレポートという大きな「資産」 
Q. 前回(Vol.5)の出品目的と、得られた成果を教えてください。 

池田:前回は一番コンパクトなプランを選び、ブランド認知の拡大を主な目的として出品しました。明日見世のフィードバックレポートには、お客様の声がそのまま記録されているため、商品開発を担う商品部でも貴重な参考資料として活用しています。また、営業活動でも「大丸東京店に出品した」という実績が信頼性を高める材料となっており、社内にとっても非常に価値のあることです。 

また、売上面での成果以上に、質の高いレポートを得られたことも大きな収穫でした。なかでも印象に残っているのは、商品の見え方に対する気づきです。商品が整然と並べられ、アンバサダーの方が丁寧に接客をしてくださることで、面白い家電として捉えられていた商品が、便利家電に見えるのだと気づかされました。 
 

新素材「PureGrow」の販路拡大が、上位プラン出品の決め手に 
Q. 今回、ブランディングプランで再出品を決めた理由と目的を教えてください。 

池田:一番のきっかけは、弊社が正規代理店として展開する「PureGrow」の販路拡大を検討していたタイミングと重なったことです。「PureGrow」は植物の土に代わる新素材ですが、一般的な土が10リットルあたり1,000円ほどなのに対し、「PureGrow」は0.3リットルで1,980円という価格です。そのため、ホームセンターの園芸コーナーなどでは、まず「少し高いですね」という反応をいただくことが少なくありませんでした。 

そこで、商品の価格ではなく価値をしっかりと伝えられる場所として明日見世が適していると考えたのです。大丸東京店での出品実績を作ることができれば、例えば、次に他の専門店チェーンや小売店様へ提案する際にも、商談を進めやすくなります。最初に価値を確立するための場として、明日見世は最適でした。 

今回は「PureGrow」を中心に調理家電を組み合わせた新生活をイメージさせる売場を展開しました。明日見世の担当者様から「土ではないため、キッチンでハーブを育てる用途にも適していますよね」というご提案をいただいたことがきっかけです。そのアイデアをもとに、キッチン家電やコーヒー関連商品と組み合わせた構成になりました。 


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ノベルティ配布と丁寧な接客が生んだ、新規顧客獲得の手応え 
Q. 得られた成果と、その要因についてお聞かせください。 

池田:展示スペースが広くなったことで、売場全体の見栄えやインパクトが向上しました。成果につながった大きな要因の一つが、レシートクーポン施策です。大丸東京店で15,000円以上お買い上げいただいたお客様を対象にクーポンを発行し、THANKOブースで「PureGrow」のサンプルをプレゼントする企画を実施しました。サンプルは、取引先のご協力により、「PureGrow」とハーブの種をカップにセットした、“育てる体験”がすぐに始められるサンプルを480個ご用意いただきました。その反響は予想以上に大きく、1週間ほどでほぼ配布を終えるほどでした。 

この施策を通じて、お客様は素材単体ではなく、すぐに始められるオールインワン型の商品を求めていることが分かりました。これは今後の商品開発にも活かせる大きな発見だったと感じています。 

また、家電については、紙袋に収まるサイズの商品や、一人用の商品への反応が特に良いことが分かりました。アンバサダーの方が、調理家電の使用シーンを動画で紹介しながら接客してくださったことで、商品の魅力をより効果的に伝えることができました。実際に使用するイメージが思い浮かぶ商品ほど売れた印象です。 

売上面ではさらに伸ばしたかったという思いもありますが、「PureGrow」にとっては良いスタートになりました。大丸東京店での出品実績は、新たな販路を開拓する際の大きな後押しになりますし、私たちにとっては広告や先行投資だと捉えています。例えばテレビなどで弊社を知った50〜60代のお客様が弊社を調べた際に、「大丸東京店」という情報があることでブランドへの信頼度は変わるでしょう。そうした顧客への信頼醸成において、今回の出品は大きな価値があったと感じています。 


戦略的な活用で、リアルな体験の場として位置づけたい 
Q. 今後の展望と、明日見世の位置づけについて教えてください。 

池田:会社としてデジタル分野を強化していく方針を掲げており、その一環として秋葉原の店舗を閉めることになりました。一方で、弊社の商品には実際に見たり触れたりして魅力が伝わるものも多くあります。そのため、リアルな体験を提供できる場として、明日見世は常に今後の戦略の選択肢として置いておきたいと考えています。 

今回の出品を通じて感じたのは、ただ出品するだけでは十分な結果にはつながらないということです。当初は明日見世への出品を広告の一環として捉えていましたが、実際には「売る場」として事前に戦略を立て、しっかりと情報発信を行いながら成果を追っていく必要があると実感しました。今後、特に注力したい商品が登場した際には、あらかじめ戦略を立てて臨みたいと考えています。ブランディングプランは費用面では一定の投資が必要ですが、売場の存在感や訴求力は大きく向上すると感じました。商品の新たな魅力や可能性を発見し、お客様に伝えられる場になったと思っています。 



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