パーソナルカラーの分類にはさまざまな考え方がありますが、最近よく見られるのがイエベ・ブルべのベースカラーを基調に、肌や髪、瞳の色と質感で「春・夏・秋・冬」の4つの季節になぞらえてタイプ分けする方法。
イエベは【春・秋】、ブルべは【夏・冬】に分けられます。

【イエベ春】タイプはみずみずしくツヤ感のある肌と、明るめの髪＆瞳の色が特徴。明るく透明感のある色が得意な反面、秋メイクに多いくすみ系カラーはちょっと苦手。
そんな【イエベ春】タイプも、秋カラーはふんわり軽めにまとったり、ツヤ感のあるものを選ぶことでイキイキとした魅力を引き立てられます。

【イエベ秋】タイプはきめ細かなマット肌と濃い目の髪＆瞳の色が持ち味。こっくりした色が得意なので、秋カラーがよく似合います。
よりおしゃれ感をアップさせるには、装う色数を抑えめにすることがコツです。

【ブルべ夏】タイプはふんわりやわらかな質感の肌で、髪＆瞳の色は明るめ。
ニュアンスのある色味が得意なので、秋はややスモーキーなトーンのものを選んで、落ち着いた雰囲気ながらもエレガントなイメージに仕上げて。

【ブルべ冬】タイプは透明感のあるツヤ肌で、髪＆瞳の色が濃いめ。
しっかりした色を使いこなせる個性の持ち主で、色数少なめにメリハリを意識すると華やかで洗練された印象になります♪

今回の【イエベ・ブルべ特集】では、チークに〈KANEBO〉の「レイヤードフェースカラーズ」を、リップに同じく〈KANEBO〉の「N-ルージュ」と「モイスチャールージュネオ」をセレクト。
それぞれのタイプに向けた秋のメイクアップのコツもお伝えします♡

頬は「レイヤードフェースカラーズ」の「01 ミスティペタル」で自然な血色感とつややかさを装って。

唇には、これからの季節によく似合うコクのあるレッドリップ「N-ルージュ」の「156 カーニバル レッド」を。強めの色が多い秋カラーを軽やかにつけこなすために、「N-ルージュ」の「101 プライマー ナチュラル」を用意しておくのもおすすめです。

メイクアップは、こっくりカラーをまといながらも【イエベ春】タイプのキュートさを引き立てるよう、軽めに色を乗せることを意識して。

チークは頬骨の高いところを中心に、パレット左側のコーラルベージュをふんわり丸く。その上から右側の明るめベージュを重ねて、しっとりした質感と透明感を演出します。

リップは「156 カーニバルレッド」をリップブラシに取ってやや丸みのあるラインを描いてから内側を塗りつぶし、ティッシュオフして馴染ませて。そのまま仕上げても素敵ですが、さらに「101 プライマーナチュラル」を重ねると、深みがありながらもつややかな【イエベ春】タイプならではの秋の口元に♡

頬は「レイヤードフェースカラーズ」の「03 シルキーテラコッタ」で、【イエベ秋】タイプらしいスマートでリッチな表情に。

唇は「モイスチャールージュネオ」の「152 チェスナットレッド」を。塗るとしっとりしたツヤ感のあるブラウンレッドに発色して、落ち着いた中にもドラマを感じさせる口元に仕上がります♡

【イエベ秋】タイプに、今の季節ぜひ楽しんでいただきたいのが、ブラウンのワントーンメイク。頬と口元の質感を変えることで、ぐっと洗練された印象になります。

チークはパレット左側のテラコッタブラウンを、頬骨に沿ってやや弧を描きながら斜めに入れて。リップはツヤ感を活かすよう直塗りしてから、ブラシでラインを整えます。

シック＆モードな雰囲気にまとめて、このタイプならではの大人っぽい魅力をアピールしちゃいましょう♪

エレガントな印象の【ブルべ夏】タイプにセレクトしたチークは「レイヤードフェースカラーズ」の「02 プラムオーガンジー」。秋の果実を思わせるプラムパープルと青みベージュのセットです。

シックなニュアンスの頬に合わせるリップは、やや明るめの「N-ルージュ」の「151 ドリーミーレッド」。体温を感じさせるピンクレッドで、温かく上品な表情に仕上げます♪

やさしくおだやかなメイクで魅力が引き立つ【ブルべ夏】タイプ。強めの色はソフトに乗せることを意識すると、秋カラーも上手にまとえます。

チークはパレット左側のプラムパープルを頬全体に軽く。やや濃いめのカラーなので、ふんわり色づけるか、右側の青みベージュと混ぜて彩度を落として。

頬の存在感を抑えめにした分、リップはしっかりめに。直塗りしてから下唇の中央部分に塗り重ねて、口元に温もりを持たせます。手持ちのピンクベージュのリップカラーと混ぜて、ナチュラルな秋の顔に仕上げても♡

透明感のある肌が特徴の【ブルべ冬】タイプ。その美しさを引き立てるためにセレクトしたチークは【ブルべ夏】タイプと同じく「レイヤードフェースカラーズ」の「02 プラムオーガンジー」。

リップには、紫がかったディープレッドに発色する〈KANEBO〉「N-ルージュ」の「159 ストロング レッド」を。

どちらも存在感のある色味ですが、はっきりした美人顔の方が多い【ブルべ冬】タイプは頬も口元もしっかりメイクするとトゥーマッチな印象になりがちなので、メイクアップはメリハリを大切に。

チークを入れるときは、パレット左側のプラムパープルを頬から目尻に沿って斜めに。ほんのり色みを感じる程度に乗せれば、【ブルべ冬】タイプのスタイリッシュさが自然に引き出されます。

唇にしっかり血色感がある方は、そのままグロスを乗せてフィニッシュしても。

リップメイクするならブラシでラインを取ってからカラーを乗せて。その場合はチークレスで仕上げるのがおすすめです♪

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