VOL.04

目利きとつくる、TROJANメジャーメイド 04

  1. トップ
  2. コラム
  3. 目利きとつくる、TROJANメジャーメイド一覧
  4. VOL.04

2019.02.26

『各界の目利きとつくる、TROJANメジャーメイド』Vol.04

建築家、長坂常さんの「ジャストフィットのスーツ」。

トロージャンのメジャーメイドを各界の目利きと呼ばれる男性たちにお試しいただき、オーダースーツの魅力をご紹介する連載。第四回目は、建築家の長坂常さんの登場。彼があつらえたメージャーメイドスーツとともにこだわりのポイントをご紹介します。

01_YBG9214.jpg 驚いたのはフィット感の良さ。
まさに、ベストスーツが完成。

「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」や「奥沢の家」など、店舗から住宅までを手がける長坂常さんは、日本を代表する建築家。普段はシンプルな服装が好みだという彼が、トロージャンでオーダーしたメジャーメイドのスーツを着用。「何着かスーツを持っていますが、ここまでジャストサイズなのは珍しいですね。本当にサイズがぴったりで。このまま、走れそうですよ(笑)」と、ご満悦の様子。


02_IHN1075.jpg メジャーメイドのスタートは、
スーツの生地選びから。

スーツ完成の約3週間前。長坂さんは多忙なスケジュールの合間を縫ってトロージャンに来店し、メジャーメイドのオーダーを行なった。シンプルな服装を好むのはスーツでも同じようで、無地のサンプル生地を中心に吟味していく。彼の目に止まったのは、チェルッティの黒の生地。高級服地の産地で知られるイタリアのビエラ地方で創業した名門生地メーカーのものだ。質のいいウールを用いた生地は、無地とはいえど、美しい風合いが見てとれる。「角度によって違った色に見えるのが面白いですね」と長坂さんが言う通り、光の加減で、ダークブラウンにもダークグレーにも見える独特の光沢感が魅力だ。シンプルなスーツをオーダーする時には、特に生地選びを慎重にすることがポイントになってくる。


03_IHN1129.jpg 採寸時に伝えるのは、
シルエットやフィット感の好み。

既成服であるレディーメイドのスーツを試着しながら長坂さんが選んだのは、エレガントなシルエットの02model。メジャーメイドのオーダーでは、スタッフのアドバイスを交えながら胸周りのゆとり具合やパンツのシルエットなど、ジャストフィットする着心地を目指して細かく採寸を行なっていく。フィット感だけを追求してしまうと、形は良くても実際には動きにくいという場合もあるので、この採寸作業では、遠慮なくスタッフに着心地を伝えることも大切だ。スーツとともにシャツとベストの採寸を行い、長坂さんの中でも仕上がりのイメージがだいぶ膨らんできたようだ。


04_IHN1153.jpg 裏地やボタンなど、
付属類にもこだわりを込める。

採寸を終えると、次は、裏地やボタンなど付属類を決定していく。長坂さんはジャケットの裏地として、ダークブラウンに小さな柄があしらわれたシックなものを選択した。そして袖裏は、あえてジャケットの裏地とは異なるストライプ柄に。外側からは見えない部分を決める作業では、オーダーする人の個性がさりげなく垣間見えるのが興味深い。「選ぶ基準があるようでないから難しいんですけど、それがメジャーメイドの楽しみなんでしょうね」。そう話していた長坂さんは、後日完成したスーツを着て、「今回は、自分らしい一着ができました。普段スーツを着ないからこそ、シンプルにしたかったし、サイズ感がしっくりきて満足しています」と満足げな表情を見せてくれた。

長坂常(ながさか・じょう)/スキーマ建築計画代表。1998 年東京藝術大学卒業直後にスタジオを立ち上げ、シェアオフィス「HAPPA」を経て、現在は青山に単独でオフィスを構える。仕事の範囲は家具から建築まで幅広く及び、どのサイズにおいても 1/1 を意識した設計を行う。国内外でジャンルも問わず活動の場を広げる。日常にあるもの、既存の環境の中から新しい視点や価値観を見出し、デザインを通じてそれを人々と共有したいと考えている。

【長坂さんがオーダーしたスーツのこだわり】

05_TAZ8723.jpg Price ¥128,520円(税込)
Fabric:チェルッティ
Model:02model
Option:本切羽(2,160円)、スリーピース柄裏地(5,400円)含む
* シャツ、ネクタイは別料金です



06_TAZ8739.jpg クラシックな裏地の組合せ。
長坂さんが選んだのは、ダークブラウンの身頃の裏地と、白ストライプの袖裏の生地。見えない部分であえて変化を持たせたディテールが、シンプルを好む長坂さんらしい。3シーズン着られる万能な総裏仕立てを採用。袖口は、本切羽の4つボタン仕様。スーツによる主張を最低限に抑え、大人っぽい仕上がりだ。


07_TJ_NAGASAKA.jpg さりげなくベーシックなポケット。
極力シンプルなデザインを追求した長坂さんのジャケット。両サイドのポケットは、片玉縁のシングルタイプ。フラップのステッチもあえてなくすことで、品質のいい生地の特性を十分に引き出した。ベーシックなディテールなので、パーティ用でもビジネス用でもシーンを選ばない一着になっている。


08_TAZ8732.jpg 内側からちらりと覗くネーム刺繍。
身頃裏には、明朝体のフォントで名前を刺繍。ゴシック体など複数のフォントがある中で、迷うことなくこちらをチョイス。糸の色もシンプルに白を選択した。裏地との色合いもマッチさせた、さり気ないデザインが、大人っぽい印象だ。胸ポケットは、基本的な両玉縁を選んだ。


09_TJ_NAGASAKA_02.jpg Vゾーンは、同系色で統一。
すっきりとしたレギュラーカラーの白シャツに、ダークグレーのソリッドタイをコーディネート。スマートでありながらも威厳のあるスーツ姿を演出してくれる。華やかなパーティシーンでは、ネクタイだけを明るい色や柄のものを合わせるだけで、スタイリングの印象を変えられるのもいい。


10_TJ_NAGASAKA_03.jpg 3ピースで正統派のスタイル。
スーツ姿を大人っぽく、かつ、お洒落に見せるならベストを合わせた3ピーススーツが必須。これを着ることで、ビジネスシーンでもいい印象を与えられること間違いなし。特に、中年男性には体型をシャープに見せる効果もあるのでお薦めだ。ベストは、ノーカラーのシングルタイプを採用した。

* メジャーメイド詳細はこちら>>
* ショップ一覧はこちら>>

* 次回「Vol.05」は4月下旬、更新予定です。
* 記事内容は撮影当時のものです。